新生活様式を踏まえて

東京都における新たな感染者数が、ここ数日に限っては50人を下回る形で推移しており、少し収束に向かっての出口が見えかけてくるのかなと期待を抱かざるを得ませんが、ここで大切なことは「収束」と「終息」は異なるものだと言うことかもしれません。

「終息」とは、ウィルス自体が根絶やしにされて二度と猛威を振るわなくなることだったり、有効なワクチンや治癒確実な特効薬が開発されて、それによりこのウィルスに対しての恐怖心が皆無になることだと思います。

これに対して「収束」とは、まだウィルスの脅威はあるものの、人々が知恵と努力によって新たな感染の広がりを極力抑え、その結果として元通りの暮らしを取り戻しつつあるという回復進行形の状態を言うのだろうと思います。

我々がもう少し辛抱して自粛という苦しみに耐えていけば、今後数カ月のうちに間違いなくこの「収束」は訪れると見て間違いはないです。

ただ、これを「終息」と勘違いして以前と同じような生活様式に戻ってしまったなら、きっとまたウィルスは我々に対して牙を剝いてくることは想像に難くありません。

そこで、我々スポーツ業界も今までの業態というものを再考し、収束時期におけるウィルスの再燃、感染者の増加という事態を可能な限り回避していくような取り組みを当然するべきだと考えております。

弊社の提供する「屋外を利用してのマンツーマントレーニング」や「パワーウォーク」は、政府の推奨する「新生活様式」に、かなりの部分で合致していると確信しております。

三密になり得ない広大な屋外施設を利用すること、あくまでもマンツーマンにこだわり、お客様同士が集団を作らないこと、インストラクターには常にアルコール由来の消毒液を大量に携行させ、使用する小道具類やお客様の手指はもちろん、インストラクター自身にも常にウィルスが付着していない状態を維持出来ることこそが、この新生活様式を実現出来る礎になると考えております。

屋内施設でのトレーニングを否定するつもりは毛頭ございません。

コロナの収束が見えてきた段階において、屋内施設を運営されている方々はそれこそ血の滲むような苦労をされ、館内消毒の徹底やお客様の密度が濃くならない配置を考え、再度クラスターと呼ばれる集団感染の元とならぬよう、その対策に余念がない状態であると思われます。

以前のように皆が安心して屋内のトレーニングを心置きなく出来る日が来ることを我々も願っております。

ただ、この「収束」であり「終息」では決してない状態においては、弊社の執り行っている屋外トレーニングこそが最適であると確信している次第故、今まさにこの時期の業態にふさわしく皆様のお役に立てると考えております。

マンツーマンであることから、どんなニーズにもお応え出来ます。

是非ともこの「収束」の中におきましてもご自身の目的に沿ったトレーニングが出来るということを広く認知して頂き、弊社のシステムをご利用下さればと思っております。

一日も早くこのコロナウィルスが「収束」を越えて「終息」し、皆様が元通りのトレーニングライフを取り戻して頂けるよう切に願っております。

まずはご自身が罹患されぬようくれぐれも注意され、この難局を乗り切りましょう!

「止まない雨はない!!」